2023/10/25
ご案内
入浴補助 バスタイプのセクションを改訂しました
バスタイプの使用方法のビデオを再編集しました
用具の使用方法についてはビデオをご視聴ください
2023/5/2
お知らせ
福祉コラム のセクションにコラムが追加されました
日本福祉大学の冨田川先生の最新コラム
「No Lifting Care推進には組織全体として取り組むことが大事」をお読みいただけます
2023/5/1
お知らせ
トイレ移動 のセクションを改訂しました
ポータブルトイレへの移動方法を画像と映像とでご覧いただけます
2023/4/10
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ヴァイス オリジナル シャフト
「ボーン・バイ・シンゴ」のご紹介を開始しました
2023/3/30
お知らせ
移乗用具 ビージーボードのセクションを改訂しました
ビージーボードのパンフレットをダウンロードできます
2023/3/11
お知らせ
移乗用具 ビージーボードのセクションを改訂しました
ビージーボードの取扱説明書をダウンロードできます
2023/3/10
お知らせ
会社情報のセクションを改訂しました
2023/2/27
お知らせ
ビージーボード(浴室での使用)のセクションを追加しました
2023/2/21
お知らせ
福祉コラムを公開しました
2023/2/21
お知らせ
当社の福祉用具 ビージーボードの紹介セクションを更新しました
2023/2/20
ご案内
ヴァイスのホームページをリニューアルしました
「ヴァイス」はギリシャ語で宝を意味しており、社会に宝物をお届けできる事を願い、「健康・環境」をテーマに2014年に設立しました。
現在、弊社は介護福祉事業、防災事業、衛生・環境事業、ゴルフ関連事業の4つの事業をコアに、付加価値の高い製品・サービスを提供しています。
自社の保有技術やパートナー企業の技術や英知を結集し、社会的な課題を抱えるさまざまな産業分野に先端的なテクノロジーや新たなメソッドを提供しています。また、導入されたテクノロジーやサービスからイノベーションを創造するお手伝いもいたします。
会社名 | 株式会社ヴァイス |
---|---|
設立 | 2014年1月 |
資本金 | 3000万円 |
代表者 | 代表取締役 柏木勝人 |
所在地 | 東京都台東区浅草2-14-5 浅草ジェイズビル B1F |
連絡先 |
電話:03-5806-7370 FAX :03-5806-7371 |
当社は、介護福祉事業、インドアゴルフ事業事業、防災事業、衛生事業の4つの事業をコアに、付加価値の高い製品・サービスを提供しています。また、2020年11月から「座ったままで移動」できる日本初の移乗用具を販売開始、2022年7月から全天候型ゴルフ施設「 GARDEN 6 ASAKUSA 」を東京浅草にオープンしました。
ヴァイスのオンラインストアはこちらです。
当店ではゴルフグッズを中心に衛生用品なども取り揃えています。
ビージーボードは車椅子をご利用の皆様の日常生活と外出とを多面的に支援し自立的な生活を応援する自立支援移乗用具です。
当社は「ノーリフト(持ち上げない移乗)」と「滑らせない移乗」とを実現するために新たな移乗スタイルの開発に取り組んでいます。 また、車椅子を利用される皆様が移乗する際に自立的・自発的に行動できる用具の普及を進めています。
スライドする回転式のシートで、利用者を持ち上げたり・引っ張ったり・押したりせずに、座ったままの楽な姿勢で簡単に移乗できます。
回転式シートが横にスライドするため、利用者のおしりに掛かる摩擦を軽減します(褥瘡にも配慮した設計です)。
ビージーボード パンフレット
寸法
長さ:815mm
幅 :255mm
厚さ:ベース = 16mm、シート = 9.5mm
重量:2.0kg
TAISコード:02030-000001
寸法
長さ:1016mm
幅 :305mm
厚さ:ベース = 25.5mm、シート = 12.5mm
重量:3.0kg
TAISコード:02030-000002
寸法
長さ:700mm
幅 :300mm
厚さ:ベース = 25.5mm、シート = 12.5mm
重量:2.0kg
TAISコード:02030-000003
① 車椅子とベッドの高さを調整
② 車椅子に移乗しやすいように浅い座り姿勢をとる
③ ビージーボードをお尻の下に差し込む (1)
④ ビージーボードをお尻の下に差し込む (2)
⑤ ビージーボードのシートの上に片側のおしりをしっかりと乗せる
⑥ シートに乗ったおしりや側面に手を添えて移乗を開始 (1)
⑦ シートに乗ったおしりや側面に手を添えて移乗を開始 (2)
⑧ シートに乗ったおしりや側面に手を添えて移乗を開始 (3)
⑨ シートに乗ったおしりや側面に手を添えて移乗を開始 (4)
⑩ 膝下を持ち上げてビージーボードを引き抜く (1)
⑪ 膝下を持ち上げてビージーボードを引き抜く (2)
⑫ 膝下を持ち上げてビージーボードを引き抜く (3)
ビデオ映像:神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 水戸優子教授 監修
書籍名:新訂 福祉用具専門相談員研修テキスト 第2版
第4章 個別の福祉用具に関する知識・技術 福祉用具の特徴と活用
・移乗関連用具 書中に「スライディングボード(ハードタイプ)」として製品の機能が紹介されています。
誰でも自立的で自発的に入浴できる、新しい「快適・充実のバスタイム」を提供します。(現在開発中)
・用具に座ったまま滑るように浴槽の中央へ移動可能です。
・用具を浴槽へ置くだけなので誰でも簡単に使用できます。
一般的な入浴移乗介助の用具
ビージーボード
入浴は多くの方々の楽しみの一つであり、誰でも自分自身の意思で自由に入浴できることは、日常において生活の質を向上させ、自立するための重要な要素と考えています。
浴槽へ入るときの手順
① 回転シートに腰掛ける
② 片足ずつ浴槽へ入れる
③ 浴槽中央部へ移動
④ 腰を浮かせて前傾
⑤ ボードを取外す
⑥ 静かに浸からせる
浴槽から出るときの手順
① 腰を浮かせて前傾
② ボードを置く
③ 回転シートに腰掛ける
④ 浴槽端部へ移動
⑤ 片足ずつ浴槽から出す
⑥ シートから移動
ビデオ映像:神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 水戸優子教授 監修
誰でも自立的で自発的にトイレを使用できる、新しい「快適で安心なトイレへの移動」を提供します。
排泄時にベッドからトイレへの移動でお困りはありませんか。そんな時にビージーボードはきっと貴方のお役に立ちます。
・ベッドに腰掛けたままで滑るようにポータブルトイレへ移動可能です。
・用具をポータブルトイレへ置くだけなので誰でも簡単に使用できます。
ベッドに腰掛けたままの姿勢で移動
ビージーボード(汎用タイプ)の設置例
ビージーボード(ショートタイプ)の設置例
運動機能の障害などにより「トイレまで移動」できない、「便座へ移乗」できないことが原因でおむつに排泄せざるを得ない方でもビージーボードを使用すれば自立あるいは介助者による簡単な支援でトイレへの移乗・便座への移動が可能になります。
この使用方法もビージーボードの特長である「少し離れた距離を移動できる」や「回転シートに座ったままで移動できる」などを活かした便利な機能を提供可能であると考えております。
※本用具のご使用に際しては便座とボードとの滑り止めのため便座に滑り止めカバーの装着を推奨しています。
トイレへ移動するときの手順[介助者なし]
① ベッド脇に座って移動の準備
② 身体を傾けて回転シートへ片方のお尻を乗せて座る
③ トイレへの移動を始める
④ 便座への移乗
⑤ 便座の所定位置に座る
⑥ 身体を傾けて片方のお尻を浮かせ用具を抜取る
ベッドへ移動するときの手順[介助者なし]
① 身体を動かしてお尻の下へ用具を入れる準備
② 身体を傾けて回転シートへ片方のお尻を乗せて座る
③ ベッドへの移動を始める
④ ベッドへの移乗
⑤ ベッド脇に深く腰掛ける
⑥ 身体を傾けて片方のお尻を浮かせ用具を抜取る
トイレへ移動するときの手順[介助者あり]
① ベッド脇に座って移動の準備
② 身体を傾けて回転シートへ片方のお尻を乗せて座らせる
③ 身体を支えながらトイレへ移動させる
④ 便座へ移乗させる
⑤ 便座の所定位置に座らせる
⑥ 身体を傾けて片方のお尻を浮かせて用具を抜取る
ベッドへ移動するときの手順[介助者あり]
① 身体を支えながら動かしてお尻の下へ用具を入れる準備
② 身体を傾けて回転シートへ片方のお尻を乗せて座らせる
③ 身体を支えながらベッドへ移動させる
④ ベッドへ移乗させる
⑤ ベッド脇に深く腰掛けさせる
⑥ 身体を傾けて片方のお尻を浮かせて用具を抜取る
ビデオ映像:神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 水戸優子教授 監修
看護と介護との専門家による「福祉」関連コラムです。
執筆者
神奈川県立保健福祉大学
看護学科 教授
水戸優子
日本福祉大学
健康科学部リハビリテーション学科介護学専攻 講師
冨田川智志
コラム:利用者にも介助者にも安全・安心な移動介助を目指して
介護・看護に従事する者の腰痛問題は昔から存在する事象ではあるが、超高齢社会になり自力で動くこと困難な高齢者が増加したことを受けて益々深刻化したといえる。厚生労働省調べによると社会福祉施設では、介護保険制度ができた以降、10年間で約2.5倍近くに増加している状況である。介護・看護職者の腰痛は離職につながる重要な問題である。このような状況を受けて、厚生労働省は、2013年に「職場における腰痛予防対策指針(以下、指針)」を改訂し公表した。改訂のポイントは、介護・看護作業の項目が加わったこと(それまでは入っていなかった)、「ノーリフティング」の原則が導入されたこと、積極的に用具を活用すること、そして腰痛を組織的問題とし対策を取るべきとしたことである。
ところで、私は日本看護技術学会の移動動作評価班に属し、利用者にも介助者にも安全・安心な移動介助方法の検討、普及活動を15年間行っている。未だこの活動のゴールは見えていないが、1歩ずつ取り組んでいきたい。まずは、みなさんに安全・安心な移動介助に関心を向けていただきたいと願う。
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コラム:No Lifting Care推進には組織全体として取り組むことが大事
腰痛の発生要因は、大別して「動作要因」「環境要因」「個人的要因」「心理・社会的要因」があり、これらの要因が複雑に絡み合って発生していると言われています。したがって、いずれかの要因のみに着目するのではなく、腰痛の発生要因を多角的に捉えた上で、対策を講じる必要があります。
No Lifting Care推進で言えば、単に移動・移乗支援用具/機器を導入するのではなく、介護・看護場面ごとにリスクアセスメント※の考え方を活用して、実行可能かつ費用対効果のある対策を組織全体で検討し、取り組んでいくことが重要です。
組織全体で取り組んでいくには、事業所トップが率先して明確な腰痛予防対策に関する方針を表明し、事業所トップの責任のもと腰痛予防対策チームを編成すること。そして、すべての職員が参画できるようにして、No Lifting Care推進を意識させることが求められます。また、管理者には、職員が気楽に意見を出せる雰囲気をつくり、現場の創意工夫を引き出しながら、ともに構築していく姿勢が望まれます。
※リスクアセスメントとは、場面ごとにあるリスクを多角的に洗い出すとともに、そのリスクの大きさ(重大さ+可能性)を見積もり、リスクの大きいものから優先的に対策を講じていく手法のこと。
- これまでのコラム -
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